| 「12/2開催 山津見神社秋祭〜田舎で働き隊!研修生リポ−ト」
『山津見神社のお祭り』は、いつも天気が良くないらしいけど今日はとてもいい天気で、神社につくと本当に沢山の人が来ていて賑わっていた。駐車場に車を止める前から、私はカラフルな屋台に見とれていた。大判焼き、クレープ、鯛焼き、お面屋さん、綿菓子、茶屋、渦巻きフランク、チリドック、お好み焼き、唐揚げ、ポテト、たこ焼き、甘酒、くじ屋、スーパーボール、焼物、盆栽、古物屋まで、本当に色んな出店があった。
私は冬の祭りは生まれて初めてで、何だかいつもと違う雰囲気のお祭りに興味津々だった。それは祭りというよりアジアの屋台街を思わせるような雰囲気だが、それでいて暑くなく熱気があって、でもけして暗い感じではなかった。きっと日本独特の祭りで沢山の人が来て屋台もあって、楽しげだけれどやっぱりどこかに神聖さがあるのだ。そんな風に感じた。
神社に参拝した後、屋台街を歩いていると古物屋を見つけ、吸い寄せられた。籠、竹ざる、木のツルでできた鞄、箒など色んな古道具が売られていた。私はとっても気に入ってその店の前から離れずジッと眺めていた。それからとても素敵な鞄を見つけ、後で買いに来ようと思ってその店を後にした。ぐるりと一周して屋台のものを摘みながら歩いていった。
二週目で『茶屋』を覘くと、農場で働いていた時にお世話になった方の『茶屋』があったので入ってみた。中は大賑わいで、その方は忙しそうにしていた。『茶屋』の中は思ったよりずっと暖かくて、テーブルの下が掘りごたつの様になっていて、炭が置いてあった。炭が冷えてくる前に、また熱い炭を持ってきてくれるのだ。とても暖かくて料理もおいしかった。お店の中はテーブルが沢山あり、入り口では焼き鳥を焼いていて、女の人が忙しそうにくるくる働いていた。地元の人達がいっぱい来ていて、幻想的な雰囲気で何だか知らない国にでも迷い込んだ気分だった。
その後、また古物屋に行ってみると、買おうと思っていた鞄が、まさに買われている瞬間だった。とても残念だったが仕方がないので、他の物を見ていると、ツルで編んだ鞄と、化粧箱のような木工細工の入れ物を見つけ、万々歳で買った。
それから『本殿』にご挨拶するため、『虎捕山』に登ることにした。思っていたより急な場所もあって、片道30分位かかった。ずんずん登っていくと途中に水飲み場があって、その水がすごくおいしく感じた。そこからの道が険しくて、綱やハシゴがあって何とかよじ登っていくと『本殿』があって、頂上に到着した!!!と思ったが、まだ先があった。でもその上は本当に見晴らしがよくて、空に吸い込まれそうな位、綺麗だった。しばらく頂上で景色を見て、本殿にいた人に虎捕山の事や山の途中に石の日時計がある、という話をしてくれて、わざわざ日時計の所まで案内してくれた。帰りの道は、割と楽だったけど、何回か滑って転びそうになりながら降りて、お祭りは夜にまた来ることにして1度帰った。
満月の綺麗な夜だった。昼の雰囲気とは全く違い、『千と千尋の神隠し』の日が暮れると始まりだす食堂街のようだった。暗がりの中に、屋台がオレンジ色の明かりに包まれて、お話の中のような幻想的な世界になっていた。私たちは、屋台をぐるりと周りながら、また『茶屋』へ行き、焼き鳥とあんこ餅を食べた。(昼の焼き鳥がとてもおいしかったので)茶屋はまるで、アジアの居酒屋のようだった。机の下の炭が一層、雰囲気を盛り上げていた。しばらくすると、神社で『虎捕太鼓』が始まると聞いて、見に行った。『虎捕太鼓』は女の人ばかりのチームで、本当に格好良かった!!!太鼓のことはよく分からないけど、お祭りの雰囲気と女の人達の太鼓と沢山の客とが入り混じって、とても言い表せない気持ちになった。太鼓が終わり、ちょっと興奮気味の頭のなか、屋台の中を少しボーっと歩いて帰った。とても素敵なお祭りだった。 |