村指定文化財
二枚橋の水芭蕉(村指定文化財天然記念物)
水芭蕉は、サトイモ科に属し、本州中部以北の山地の湿原に自生する
根は太く、臭気がある。
葉に先立って白い苞(ほう)に包まれた花茎が出る。
苞は純白で元の部分は長い筒で花茎を包み、上は、楕円形に広がり先はとがる。
花が終わると、花茎は伸びて苞は落ちる。
村内は同じく指定文化財の「比曽の水芭蕉」があるが、ほかの地区にはこのように群生しているところはない。
常念寺のいちょう(村指定文化財天然記念物)
銀杏(イチョウ)は、イチョウ科に属し、一属一種、中生代には非常に繁茂した植物群で、生きている化石ともいわれている。
中国原産で、日本には朝鮮半島を経て伝来したといわれている。
古くから神社仏閣などに植えられ・大木となるだけでなく樹齢も長い。
雌雄異株。
花は四月に開花し、成熟した実は食用にし咳止め、夜尿症、喘息などの薬用でもある。
本樹は江戸時代の中頃植えられたものと思われる。